西寒多神社は、美しい藤の花とツツジで知られています。ここでは、その魅力を詳しく紹介し、撮影のポイントや開花時期、アクセス方法などを解説してみます。僕も藤の花を見に毎年訪れるスポットでおすすめですよ(^^)
西寒多神社の藤の花とは？
西寒多神社の境内には、樹齢450年の藤の名所があります。この藤の木は、高さ3.5m、幹周り2.8mもの巨大な藤で、350平方メートルに渡り藤棚に枝を伸ばし春には美しい花を咲かせます。藤棚の藤は西寒田川にかかる橋にのまで伸びており、西寒田川の上に垂れ下がる藤の花のボリューム感も圧巻の美しさです。
西寒多神社の藤まつり
西寒多神社 藤まつりの開催期間
ふじ祭りは、藤の花が見頃を迎える春の時期に開催されます。2024年のふじ祭りは、4月13日（土）から4月29日（月・祝）までの期間に開催されるようです。桜に合わせて藤まつりも楽しみなイベントですね。
西寒田神社 藤の花のライトアップ
ふじ祭りの期間中は、夜間のライトアップも開催され、日没から21時までの時間帯に、ライトアップされ夜空に照らされる美しい藤の花を楽しむことができます。
特別御朱印
祭り期間中は、特別な御朱印も用意されているようなのでお好きな方はお見逃しなく。
西寒多神社の藤の花の撮影ポイント
西寒多神社の藤棚
西寒多神社の境内の入り口付近に、樹齢450年の藤の花が咲き乱れます。この藤の木は、高さ3.5m、幹周り2.8mもの巨大さで、350平方メートルに渡り藤棚に枝を伸ばし美しい花を咲かせます。藤棚の下から見上げたり、藤棚の横から見たりすると、様々なバリエーションの藤の花が撮影できます。
また西寒田川の上に垂れ下がる藤の花（上の写真はそれです）も美しく（個人的にはここがベストビューだと思います）西寒田川から神社に入る前に写真を撮っておくといいのではないでしょうか。西寒田川の水面に反射する藤の花もあわせてとにかく圧巻で美しいです。下の藤棚は、晴れた日の昼間に撮ったもので、他は雨の日なので全然雰囲気が違いますね(*^^*)
西寒田川の藤棚のとなりにかかっているアーチ状の（万年橋というらしい）石橋も絡めてとると、また素晴らしい写真がとれることでしょう。
ライトアップされた藤棚も美しい
藤まつり期間中は夜間に境内がライトアップされると、藤の花が幻想的に浮かび上がります。特に、藤棚の真横に架かる万年橋の上から見ると、また違った風景を楽しむことができます。
また、夜に浮かび上がる藤のトンネルも必見で、ライトアップされることにより、昼間の藤とは、まったく違った表情をみることができ、写真スポットとしても最高ではないでしょうか。上の画像の左側はライトアップで浮かび上がった藤の花です。
春の陽差しでみる藤棚・雨に濡れた藤の花
春のやわらかい陽差しは、藤の花の紫色をより一層鮮やかに魅せてくれます。昼間の撮影では、この自然光を最大限に活用する撮影すると良いのですが、実は雨が降って濡れた藤の花も色が濃くて美しいです。
西寒多神社はツツジも美しい
西寒多神社の境内には、樹齢100年を越える平戸ツツジが数百株も植えられていて、ツツジの花は、藤の花と同じく春の訪れを感じさせ、境内を彩ります。実はこの平戸ツツジもなかなか見ごたえのある被写体となってくれます。
西寒多神社の歴史
西寒多神社の創設は、神功皇后が三韓に兵を進めて帰陣の際、西寒多山（現在の本宮山）に行幸し、そこに一本の白旗を立てて帰られたことから始まります。その後、人々はそれを敬ってその地に籬垣を結び、聖地として崇めるようになり、やがて応神天皇の御代にこの地に宮殿を建立するため朝廷に願い出て、勅許を得ました。
その後、大友家第十代の新世は尊崇のあまり社殿を山麓の現在の地に遷しました。現在、西寒多神社は神社本庁の別表神社となっています。（この辺の詳細は難しいので正確な情報を知りたい方は別のところで調べてみてください）
西寒多神社の住所
住所：大分県大分市寒田1644番地
西寒多神社へのアクセス方法
バスで西寒多神社へ向かうなら
大分駅前3、4、5番のりばから、寒田（そうだ）・ふじが丘行き、または、光吉・ふじが丘行きで約30分。「ふじが丘南」バス停下車、徒歩約15分です。
車で西寒多神社へ向かうなら
大分駅より車で約30分、光吉ICより車で約10分。
公式の情報ですが、ナビゲーションを利用する場合、電話番号を入力して位置情報を取得すると正確な位置が示されない場合があります。そのため、住所を入力して位置情報を取得することをお勧めします。との記載がありましたので初めて行く方は要注意してください。また、JR豊肥本線「敷戸駅」からは徒歩で約33分です。
西寒多神社の参拝に関する情報
参拝時間は24時間可能で、休日や休みはないとのこと。入場料は無料。
西寒多神社の駐車場情報
西寒多神社には無料の駐車場があり、約130台の車を収容することができます。神社の入り口までズラーっと駐車場が並んでますので、空いている時間なら結構、神社の入り口近くまで、車で行けます。ガラガラの時間帯なら、神社の目の前まで車でいけます。
