成人式の前撮りを成功させるためのカメラマンのチェックリスト

成人式の前撮りは立派な記念撮影の一種で人生で一度だけの大きなイベントです。そんな重大なイベントに撮影を依頼されたカメラマンとしては万端の準備で望みたいですよね。ということでカメラマンの準備の手順を自分のためにも書いてみましたので、初心者カメラマンさんの参考にしていただけると嬉しいです。

目次

1. 成人式の前撮り機材の準備

成人式の前撮り カメラを選ぶ

センサーサイズ、解像度、連写速度を比較し、撮影スタイルに合ったカメラを選びます。例えば、ポートレートには一般的にフルフレームセンサーを持つカメラ(フルサイズというやつですね)が人気です。(もちろん中判カメラでもaps-cでもそれ以外でも使用用途に適していればいいのですが)

成人式の前撮りに便利なレンズを選ぶ

成人式の前撮りは、ポートレート撮影なので当然ながら、人物メインの撮影に適した焦点距離のレンズを選びましょう。一般的には、85mm50mmの単焦点レンズがおすすめされます。この焦点距離のレンズは、適度な距離で被写体を美しく撮影できて、背景をぼかして被写体を際立たせる効果が期待でき、さらにモデルさんとの適度な距離感で撮影できるからです。

また、24-70mmのような標準域のズームレンズも、柔軟で万能な撮影に使えますので一本もっておくと便利です。もちろん、これはよくある例で、結局はカメラマンの好みによるところが大きいのですが、これ以上長い望遠側の焦点距離になるとモデルさんと撮影中にコミュニケーションが取りづらく、短い距離の広角でとると歪みが大きくでるので、ポートレート撮影では、使いこなすのが難しい商店距離になってきますので、やっぱりこのあたりの焦点距離が妥当なのではないでしょうか。

  • 85mm:ポートレートによく使われる、自然なボケ味を生み出せる焦点距離。
  • 50mm:スタンダードな画角で、多くのシーンで活躍する万能な焦点距離のレンズ。
  • 24-70mm:とりあえずもっておけば、とても使い勝手の良い万能ズームレンズ。

三脚の安定性をチェック

成人式の前撮りで三脚は、カメラを安定させて高品質な写真を撮影するために必要です。屋外での撮影や長時間の撮影では特に活躍してくれることでしょう。安定性、携帯性、高さと角度の調整、耐荷重などを考慮してポートレート撮影という使用用途に耐えれるものであれば良いです。

三脚を使うことで、自然光を活かした美しい記念写真を残すことができますが、撮影方法によっては、必須というわけではありません。(自分なら一応持っていきますが)また、新しい三脚を使用する場合は、しっかりと固定され、重いカメラでも安定させることができるかを、事前にチェックしておきましょう。水平器を使って水平が取れているかもチェックしておくのもおすすめです。

成人式の前撮り前にストロボの光量の確認と調整

成人式の前撮り本番前に予め、ストロボのテスト撮影を行い、被写体に最適な光量を見つけて、現場でスムーズな撮影に入れるよう準備しておきましょう。ソフトボックスを使用して光を柔らかくする場合は同様にソフトボックスの使用時の影の出方もシュミレートして練習しておきましょう。

バッテリーとメモリーカードの準備

バッテリーはフル充電してカメラやストロボにセットしたものと予備を1~2個、メモリーカード(他のメディアでも同様)はできる限り高速書き込みが可能なものを選んで、本番前にはフォーマットしておくことがおすすめです。

2. 成人式の前撮り 撮影スタイルの決定

神社の前で前撮り

ここで言う成人式の前撮りの撮影スタイルの決定とは、その前撮りでどのようなポーズや背景やロケーション、どんな衣装を選ぶのか、どのような雰囲気でどんな写真を撮るかを決めるプロセスのことです。

前撮りなら、成人式当日の忙しい時間でばたばたと撮影する必要もなく、モデルも撮影者もリラックスした状態で、より自由なスタイルで写真を撮ることができます。もちろん、季節やロケーションをずらして、その季節に合わせた撮影を計画するのもよいでしょう。

前撮り撮影の時期は、成人式の数ヶ月前から、二十歳の誕生日前など、その撮影時期は様々です。撮影スタイルは、モデルになる新成人の個人の好み合わせて選ぶことが一般的です。

例えば、良くあるのが春なら桜の木の下で、夏には海辺で、秋には紅葉を背景にした写真を撮ったりできます。神社の境内で撮るのもいいでしょう。また、季節を選ばない自宅やスタジオでの撮影も一般的で、スタジオにある様々な背景や照明を使って理想の写真を撮ることができます。

スタジオや自宅での前撮りは、衣装の変更やメイク、ヘアスタイルの調整もあせらず自由に行えるので、様々なスタイルの写真を納得するまで撮ることができるでしょう。これにより、撮影体験も含めて成人式の記念・二十歳の記念となる特別な写真を残すことができますね。

前撮りのポートレートスタイルの確立

当日に慌てることがないよう、ある程度、被写体をリサーチし、モデルの特徴を引き立てるポージングや表情を撮影時に的確な指示がだせるようシュミレーションしておきましょう。

ドキュメンタリースタイルの撮影

成人式の前撮りの準備過程や、集まった家族や友人、親戚などとの自然なやり取りを写真におさめる事ができるよう、予め考えておきましょう。前撮りを行ったという撮影体験も写真に残せていると嬉しいですよね(^^)

アーティスティックスタイルな撮影の構想

他のカメラマン、フォトグラファーとは一味違う、非日常的なアングルや照明を用いた撮影計画も立てておきましょう。例えば、逆光を利用したシルエットの撮影やストロボを駆使した撮影や小物を使った撮影などがあります。あなただけのオリジナリティのある写真に挑戦してみるのもいいのではないでしょうか。

3. 成人式の前撮り ロケーションの選定

成人式の前撮り

できるだけ自然光が美しい時間を選ぼう

成人式の前撮り撮影は、特別な瞬間を美しく記録するために大切な一日ですね。自然光を活用することで、より素敵な写真を撮影できることを考慮して、おすすめの自然光の時間帯をご紹介します。

晴れた日の日中の時間

午前10時から午後3時の時間帯は、直射日光が強い時間帯ですが、晴れていれば青空と美しく差し込む自然光を利用できます。屋外で撮影する場合は、この時間帯の光を利用しても素敵な写真が撮れます。一番多い撮影時間帯ではないでしょうか。

朝のゴールデンアワー (Golden Hour)

午前6時から8時ごろ(季節によって若干ずれます)がゴールデンアワーと呼ばれる時間帯で太陽が低く、柔らかな光を顔に当てることができるので肌のトーンが美しく映え、シルエットも魅力的に撮影できます。早起きが必要ですが、朝だからこその美しい光景や光を使って撮影する価値はあるでしょう。

夕暮れのマジックアワー (Magic Hour)

午後4時から6時ごろ(季節によって若干ずれます)がマジックアワーと言われていて、太陽が沈む直前の時間帯に、柔らかで美しいオレンジ色の光が広がります。背景も美しく、人物の表情や振袖の色合いが引き立ちますが、時間が経過するにつれ、光がオレンジ色になってくるので、通常の撮影は早く済ませておかないといけません。

地域の伝統的な建物やロケーションでの成人式の前撮り撮影

地域の伝統的な日本庭園や神社仏閣など、和装やその時の衣装に雰囲気の合う場所を選ぶことをおすすめします。また街中で歩きながらのスナップや四季折々の自然を楽しめる公園などでのロケーション撮影もいいですね。撮影する施設によっては予約や使用許可が必要で、撮影利用料を支払わなければいけない場所もあります。

また場合によっては予約が取りにくい人気の場所もあるため、計画は直前ではなく余裕をもって立てておくといいですね。スタジオ撮影の場合は予めスタジオの予約をして、必要になる照明機材や背景紙などの準備とチェックをしておきましょう。

4. 成人式の前撮り撮影プランの作成

撮影日のタイムスケジュールを詳細化しておきましょう。

撮影の流れを時系列でリストアップし、各々の撮影時間や移動時間など所要時間を明確にします。

被写体のポーズリストの具体化

ポーズごとの被写体の位置やカメラの位置、照明の設定を具体的に決めておきます。最低限、撮りたいポーズを決めておくと後は、その時の直感で思いついたポージングをしてもらうのもいいですね。

コミュニケーションプランの計画

被写体との信頼関係も重要なので関係を築くためのコミュニケーション方法をある程度考えておくのも良いでしょう。コミュニケーション能力に絶対に自信があるカメラマンならまだしも、ノープランで挑んでしまうと被写体の自然な笑顔などを引き出せないかも知れませんね(^^)

5. 成人式の前撮り当日の準備

撮影機材・撮影プランの最終チェック

撮影前に全ての機材が正常に機能するか、メモリーカードやバッテリーなどの予備に不足はないのか、など再度確認します。

緊急時の対応プランの確認

雨が降った場合の対処や緊急時の対応プランを再確認し、お客様や他のロケ先など、必要な連絡先や代替機材の準備状況をチェックします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?これらの詳細に決められたステップを確実に実行することで、成人式の前撮りの撮影を成功させる確立が格段にあがります。撮影の各段階・前段階で注意深く準備を行い、被写体の大切な記念日を美しく記録しましょう。📷✨

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